エジプト・カイロで14日に開幕したトラック競技の世界最高峰のシリーズ戦「ネーションズカップ」の第2戦。15日、大会2日目に行われた男子チームスプリントで3位決定戦に進出した日本チーム（長迫吉拓／太田海也／小原佑太）は、中国を破り銅メダルを獲得。

photo:JCF

風が吹き抜ける半屋内バンクの悪条件の中、予選、１回戦とコンスタントに43秒台をだして勝ち上がり、メダル決定戦でもしっかりと実力をだしきった。

パリ五輪出場枠獲得争いにおいて、ネーションズカップは獲得ポイントの高い重要な大会。チームスプリントは、前回大会の４位に続き、今回さらに順位をあげて３位になったことで、五輪出場にむけて大きく前進するリザルトとなった。

【3位-4位決定戦 リザルト】
3位 日本（長迫吉拓、太田海也、小原佑太） 43秒361
4位 中国 44秒152

左から小原／長迫／太田 photo:JCF

【動画：男子チームスプリント ３位-４位決定戦】
※対戦形式ではなくなり、タイムトライアル形式で決定することとなった

2023UCI TRACK 　ネーションズ　カップ第2戦　カイロ大会
Day2

男子チームスプリント
日本は3位となり、銅メダル獲得インタビュー pic.twitter.com/ZZ52GHjNdp

— JapanCyclingFederation -日本自転車競技連盟 (@JCF_cycling) March 15, 2023

大会2日目はその他、中距離期待の高校生ルーキー、垣田真穂が女子エリミネーションに出場し7位。男子エリミネーションでは前回金メダルを獲得した橋本英也は8位。窪木一茂が6位となった。

また、女子チームスプリントは、1回戦に出場したものの8位。男子チームパシュートは１回戦で落車が発生しDNFとなった。

＜リザルト詳細＞
https://www.tissottiming.com/2023/ncii