【Pick Up】KEIRINグランプリ2021ドキュメント 近畿イズム継承 BMXレーサー出身の古性優作が初制覇

12月30日に静岡競輪場で行われた競輪界最高峰の舞台KEIRINグランプリ2021。1年間のベストナインが1発レースで勝負を決する戦いは、大阪の古性優作が優勝し、初の競輪王者に輝いた。そのレースドキュメントをピックアップ。

ジュニア時代にBMXレースで日本一に輝き、2010年に競輪の道に転身した古性。2012年に近畿地区を代表するトップレーサー村上義弘のグランプリでの走りに衝撃を受け、自分も同じ舞台で戦うイメージをもって戦い続けてきた。

それから9年。G1初制覇を成し遂げ、ついにKEIRINグランプリへの出場権を獲得した。そして選んだ車番は青の4番。2012年に村上がグランプリを制したときと同じだ。さらにレースでも2012年の村上の走りを彷彿とさせるレース展開となった。

単騎で挑んだ古性は、関東ラインの4番手に入り、最終バックストレートでアタック。前団を一気に捲くりそのままゴールラインを1着で駆け抜けた。

衝撃のレースから9年。イメージし続けた最高峰の舞台でイメージ通りの走りをみせた古性。2022年は競輪界を牽引する重責を担うことになる。

それでも近畿イズムを継承した彼にとっては戦う姿勢は何も変わることはない。

動画元:月刊競輪WEB動画
https://www.youtube.com/channel/UCY5rk2w_Yi9sb5L3um-n3vA

タグ: , , , ,

NEW ENTRY