BMXレース世界選初日 藪田寿衣がクルーザーで2位入賞「20インチクラスで更に上の順位を目指す」
6月5日にアゼルバイジャンの首都バクーで開幕したBMXレース世界選手権は、大会初日に24インチのクルーザークラスのレースが行われ、藪田寿衣(16歳/Se girls team)が女子16歳クラスで決勝に進出。2位に入り表彰台に上がった。薮田は7日に行われる20インチクラスの年齢別カテゴリーに出場し、さらなる高みを目指す。
大会2日目は、12歳以下の20インチクラスのレースが行われ、未来を背負ってたつ10人の若き日本代表が出場を予定している。ライブ配信は日本時間14時30分からスタート予定。
女子16歳以下クルーザークラス表彰式 右から2番目が薮田 (photo by JCF)
以下、日本人自転車競技連盟のプレスリリースより、三瓶将廣監督の初日レポート
━━━━━━━━━━━━━━━━
アゼルバイジャンで開幕した2018年UCI BMX世界選手権大会。トップカテゴリーのチャンピオンシップに先駆けて年齢別のチャレンジカテゴリーがスタートしました。
チャレンジは、5歳から60歳以上までの選手が出場できるカテゴリーで、ジュニア(17歳)未満は将来のトップ選手への登竜門として、それ以上の年齢では生涯スポーツであるBMXの性格を強く印象づけるものとして認識されています。
大会初日は通常の20インチの車輪ではなく、24インチの車輪を使用したクルーザーのレースが行われました。
日本選手団は、女子16歳以下クラスにて藪田寿衣が決勝にて2位入賞しました。来年はチャンピオンシップカテゴリーの女子ジュニアの年齢となる藪田。これまでに何度も世界選手権での入賞を果たしていますが、クルーザーでの出場は今回が初めて。
レースを終えて、「2015年以来の決勝進出を果たせてよかった。20インチのレースに向けて弾みをつけることができたと思う。さらに上の順位を目指して走りたい」と語りました。
ワールドゼッケンを獲得した薮田 (photo by JCF)
6月6日は12歳以下クラスのレースが開催され、日本選手団からは10名の選手が参戦します。レースの様子は、下記ライブ放送にてご覧いただけます。
▷大会オフィシャルサイト
http://bakubmx2018.com/#media