BMX Jシリーズ第4戦 秩父大会で松下巽が今季初優勝
25日、埼玉県秩父市の秩父滝沢サイクルパークで開催されたJBMXFシリーズ第4戦は松下巽が優勝。全日本、世界選手権と思うような結果を残せなかった日本代表選手が、ようやく今季初優勝を手にした。
雨天の中で行なわれたJシリーズ第4戦
雨天に見舞われたJシリーズ第4戦。第2ストレートにプロセクションが設定されている滝沢サイクルパークだが、コースコンディションを考慮し、エリートクラスもアマチュアセクションを使用して行われることとなった。
最高峰のエリートクラス決勝では三瓶将廣がスタートから飛び出し、阪本章史、松下巽が追う展開となった。そのまま三瓶の逃げ切りかと思われた、最終バーム(バンク)で波乱がおきる。先頭の三瓶がわずかに外に膨らんだ隙をみて、阪本がインをつき抜きにかかるものの接触。結果、三瓶はコースアウトし、阪本は転倒。3位に付けていた松下が先頭に立ちそのままゴールし今シーズン初優勝を手にした。
今季初優勝を手にした松下巽
【男子エリート結果】
優勝:松下巽
2位:吉井康平
3位:高山一成

また、ガールズ13-14歳&カールズ15歳以上(統合クラス) では、先日行われた世界選手権で3連覇を逃し惜しくも2位となった畠山紗英(W2)が盤石のレース運びで優勝。2位には丹野夏波(W8)。3位に永禮美瑠が入った。
世界選手権での鬱憤を晴らす盤石のレースを展開した畠山紗英
【ガールズ13-14歳&カールズ15歳以上(統合クラス)結果】
優勝 畠山紗英
2位 丹野夏波
3位 永禮美瑠
(写真&情報提供 全日本BMX連盟)
【エリート男子決勝映像】(映像提供:三瓶将廣)