新設されたトラック国際大会 UCIネイションズカップ香港大会でドリームシーカーが金メダル獲得

Posted on: 2021.05.14

2021年5月13日に中国・香港にて開幕したUCIトラックネイションズカップ香港大会。昨シーズンまで行われていたトラックカップワールドカップが開催時期と大会名を変更して新設されたシリーズ戦だ。

大会初日となる5月13日。日本勢は男子チームパーシュート、男子チームスプリントに出場し、男子チームスプリントで金メダル、男子チームパーシュートで銅メダルを獲得した。男子チームスプリント決勝はスペインと対戦。2周完了時点で日本はスペインに0.191秒の差を付けられていたが、3走の深谷で逆転し、優勝を飾った。


男子チームスプリント(左から小原、中野、深谷) photo:JCF

【ネイションズカップ香港大会 初日結果】       
<男子チームパーシュート>
1位 ドイツ 3:52.429
2位 デンマーク 3:56.800
3位 日本(橋本、今村、兒島、窪木) 4:04.303

<男子チームスプリント>
1位 ドリームシーカーレーシング/日本(小原、中野、深谷) 44.617
2位 スペイン45.177
3位 ウクライナ 45.816

■結果詳細はTISSOT TIMMING HPより
https://www.tissottiming.com/2021/ncii/en-us/default/pdf

▷小原佑太(ドリームシーカー)コメント
今大会は優勝できると思っていたが、新メンバーとして良いタイムを出すのが目標でした。世界選を考えると自身の走りに納得はできないところもあり嬉しさ半分であった。次に活かせるよう調整したい。
※次は15日のケイリンに出走予定

▷中野慎詞(ドリームシーカー)コメント
初めてのネイションズカップで自身の持てる力を出し切れたが、足を引っ張っている。今後は危機感を持って強化・修正に取り組みたい。また、今回は緊張して興奮したのが走りにも出ており、気持ちのコントロールが重要だと感じた。新型コロナウイルス感染対策が厳重だが、今後海外で戦う際は制約の中で力を発揮しなければならないので良い経験となった。
※次は15日のケイリンに出走予定

▷深谷知広(ドリームシーカー)コメント
タイムは良く無いが、新メンバーとしての第一歩としては悪くなかった。スケジュールがタイトだったが比較的落ち着いて走れた。新型コロナウイルス感染対策で不便はあるものの、安心して参加できている。
※次は16日のスプリントに出走予定

写真・記事提供:JCF日本自転車競技連盟

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