BMXレーシングW杯初戦 畠山紗英が3位で日本人初の表彰台

Posted on: 2021.05.09

昨年2月に開催されて以降中止が続いていたBMXレーシング種目ワールドカップシリーズの今シーズン第1戦がイタリア・ヴェローナBMX Olympic Arenaで5月8日に行われ、女子エリートクラスに出場した畠山紗英が3位。日本人初のワールドカップ表彰台に上がった。

本大会は当初ドイツ・シュトゥットガルトにて開催予定だったが、コロナウイルスの影響により、急遽大会会場が変更となっての開催となった。

日本からはUCI World Cycling Center(スイス・エイグル)をトレーニング拠点とする長迫吉拓(株式会社 JPF)、畠山紗英(日本体育大学)の2名が参戦。

女子エリートクラスは、計18カ国、43名で争われ、畠山は準決勝を1位、全体のトップタイムにて通過し決勝へ進出した。

決勝ではスタートで遅れるも、前走者を抜かし、3位にてフィニッシュ。日本人初となるワールドカップ表彰台を獲得した。

2019年Ready Steady Tokyo(テストイベント東京大会)以来の国際大会出場となったが、コロナ禍での強 化にも成功し、2021年シーズンをベストな形でスタートすることとなった。

男子、長迫吉拓は、1/16決勝で5位となり敗退。全体40位で初戦を終えた。

▷畠山紗英コメント
決勝レースを終えて、まだ不思議な心境ではありますが、日本人としてワールドカップにて初の表彰台を獲得できたことは、素直に嬉しく思います。

また18ヶ月ぶりの公式レース参戦とあり、正直不安要素もたくさんありましたが、コロナ禍でのトレーニ ング成果をリザルトで表すことができ、今シーズンへの大きな自信となりました。

今大会の開催、参加を実現してくださった皆さま、日々応援してくださるサポータや家族に感謝したいです。これからも応援よろしくお願い致します。

<大会結果 女子エリート>
優勝:Baauw Judy (オランダ)
2位:Smulders Merel(オランダ)
3位:畠山紗英(日本体育大学)

写真・情報提供:JCF(日本自転車競技連盟)

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