フルームが大会最難関ステージを80kmの独走で制しマリアローザー奪取 ジロ・デ・イタリア2018第19ステージ
大会最高標高峠、チマコッピを含む4つのカテゴリー山脈が構えるジロ・デ・イタリア第19ステージ。総合優勝を狙うチームがスタート後攻撃を繰りかえし、決定的な逃げグループが形成されぬまま、チマコッピフィレネストレ峠に突入。するとチームスカイがペースアップを図り、マリアローザー、サイモン・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)が失速し総合首位の座を陥落。バーチャルリーダーがトム・デュムラン(サンウェブ)に移るや否や、峠の未舗装区間の上りでクリス・フルーム(チームスカイ)がアタック。残り80kmを残し独走を始める。デュムラン、総合5位のティボ・ピノー(グルパマFDJ)とともに、ヤングライダー賞を狙うミゲルアンヘル・ロペス(アスタナ)、リチャル・カラパス(モビスター)が追うも協調が取れずフルームが残り30kmでバーチャルリーダーに立ち、最後の1級山岳へ。ペースを崩さず上りきったフルームがステージ優勝と共にマリアローザー奪取。2位デュムランと40秒差で最終決戦第20ステージ
・クイーンステージに挑むこととなる。
[公開期限:2018/6/24〕
Photo Credits: LaPresse – D’Alberto / Ferrari / Paolone / Alpozzi