バンブーサムライ・松元孝詞の挑戦 ~竹自転車ビジネスで社会貢献~

竹でつくった自転車で、アメリカ大陸を横断する――。そう決意し、ひとりアメリカへと旅立っていった青年がいる。松元孝詞・三十二歳。自ら”バンブーサムライ”と名乗り、1台の竹自転車で世界に乗り出した彼が抱く大いなる夢。それは、竹自転車の製造・販売で「社会起業家」として成功すること。竹自転車をビジネスとして確立させ、知られざる「放置竹林問題」の解決にも貢献していきたい。小さなアイデアから大きな社会変革を生み出していこうとする松元のような起業家を”チェンジメーカー”と呼ぶこともある。情熱に突き動かされるように竹自転車のペダルを踏み続ける松元だが、行く先にはさまざまな困難と挫折が待っているに違いない。チェンジメーカー・松元孝詞の挑戦はまだ始まったばかりだ。

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