ツール第11ステージ 新城幸也「明日のステージは何かできるかも!」

Posted on: 2013.07.11

ツール・ド・フランス第11ステージ、世界遺産モンサンミッシェルゴールの個人タイムトライアル33km。手負いの王者トニー・マルティン(オメガファーマ・クイックステップ)が意地を見せ優勝。また総合首位のクリス・フルーム(スカイ プロサイクリング)も王者に12秒差と迫る走りでステージ2位に。総合争いでまた一歩前進する結果となった。


スタート台に立つ新城 (photo Miwa IIJIMA)

日本の新城はリラックスした様子でスタート。サポートカーにはゼネラルマネージャーのジョンルネ・ベルノドーが運転し、テレビカメラやチームの招待客を乗せるというサービス。また、主催者の車にはさいたま市清水市長が乗り、新城の後方を走るというサービスも見られた。沿道を埋め尽くすフランスのファンからは「アラシロ!!」「アレッ、ユキ~」と大きな声援がかけられ、モンサンミッシェルをめざし走った新城。区間103位、総合80位という結果で第11ステージを終えた。

レース後の新城は「タイムトライアルの順位は気にしていない。これ以降のコンディションを上げるために走っていた。後半になるにつれ、すごく足が回って気持ちよく走れた。沿道にたくさんの日の丸が見えてうれしかったし、とにかく調子が良いことを確認できた。モンサンミッシェル、意外に小さいね(新城は渡仏5年目ではじめてのモンサンミッシェル)」と語り報道陣を笑わせ、また 「このコンディションなら明日のステージは何かできるかも!」などと期待が高まる発言をしている


さいたま市清水市長の激励をうけた新城

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