トラック世界選手権閉幕 メダル獲得数1位はオーストラリア
オランダ・アペルドールンで5日間にわたって開催された2011トラック世界選手権は27日、最終日を迎えた。この日行われた男子1kmタイムトライアルには、全日本チャンピオンの新田祐大が出場。目標としていた自己ベストには及ばず、1分4秒201のタイムで参加20人中16位に終わった。優勝は今大会でただ一人1分0秒台を叩きだしたドイツのニムケ(写真)。09年の世界選手権以来、2度目の栄光を勝ち取った。
同じく最終日に行われた女子ケイリンの優勝は、オーストラリアのメアーズ。好調な仕上がりで今大会に臨んだメアーズは、他の選手を圧倒するパワーを発揮して、チームスプリント、スプリントに続き今大会3冠を達成した。これでトラック世界選手権の全ての競技が終了。全19種目中8種目で金メダルを獲得したオーストラリアがスポーツ大国の存在感をあらためて示す結果となった。
<メダル獲得ランキング上位5か国>
1位 オーストラリア 金 8 銀 2 銅 1(計 11)
2位 フランス 金 2 銀 1 銅 4(計 7)
3位 ベラルーシ 金 2 銀 1 銅 0(計 3)
4位 イギリス 金 1 銀 3 銅 5(計 9)
5位 アメリカ 金 1 銀 2 銅 0(計 3)
Photo by Yuzuru SUNADA