アジア大会 2日連続で金メダル3つ獲得し全員2冠達成 男子スプリント、女子マディソン、男子オムニアム
中国・杭州で行われているアジア競技大会。28日、自転車トラック競技では、日本代表が出場した決勝種目、男子スプリント(優勝:太田海也)、女子マディソン(優勝:内野艶和/垣田真穂ペア)、男子オムニアム(優勝:窪木一茂)、全てで金メダルを獲得。この日優勝した選手たちは、チーム種目でもそれぞれ金メダルを獲得しているので、全員2冠達成。前日につづき、アジア最強の名を会場に轟かせた。
photo:JCF
■男子スプリント
日本代表の太田は、準々決勝、準決勝と1本も落とすことなく決勝に駒を進め、その決勝でもきっちりと2本先取して優勝。アジア大会初出場で、チームスプリントと合わせて2冠を達成した。
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同じく、準々決勝に進出していた中野は、その準々決勝で敗れ最終的に6位でレースを終えた。
▷太田選手のコメント
「決勝は、特にレース内容が良い訳ではなく、今回は自転車の神様が味方してくれて勝てたようなものですので、実力だと思わずに今後も自分の苦手な部分を克服して行く必要があると思いました。
オリンピックに向けて、ここでは絶対に勝たなくては行けないと思っていましたので、その気持ちが現れた勝利だったと思います。ケイリンが残っていますが、コンディションも整っていますので、しっかり勝てるように頑張ります。」
【男子スプリント 結果】
1位 太⽥海也 (日本)
2位 ZHOU Yu (中国)
■女子マディソン
内野、垣田のコンビで参戦した日本チームは、全てのスプリント周回でポイントを獲得して終始優勢にレースを進め、最終スプリント周回も1位となり、合計50ポイントまでポイントを積み上げて優勝。金メダルを獲得した。内野、垣田、ともにチームパーシュートの優勝につづき2冠を達成した。
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▷内野選手のコメント
「レースでポイント積み上げて行く上で危ない場面もあったのですが、落ち着いて対応して行けましたので、結果的に優勝できて良かったです。次は年明けのアジア選手権になると思いますが、この勢いでしっかりUCIポイントを獲得して、マディソンでもオリンピックに出場できるように頑張りたいと思います。」
▷垣田選手のコメント
「今日は、内野選手と2回目のコンビだったので、思うように行かないことが多くて悔しい部分もありますが、金メダルを獲得できてホッとしています。」
【女子マディソン 結果】
1位 日本(内野艶和、垣⽥真穂) 50 ポイント
2位 香港 40ポイント
3位 韓国 27ポイント
女子マディソン表彰 左から内野、垣田 photo:JCF
■男子オムニアム
オムニアムに出場したのは日本代表メンバー中、最年長34歳でありエースでもある窪木一茂。スクラッチ2位、テンポレース3位、エリミネーション9位、総合暫定4位で迎えた最終のポイントレース。終始、スプリント周回でポイントに絡む走りをしつつ、更に2ラップポイントを獲得して逆転で優勝。金メダルを獲得した。
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▷窪木選手のコメント
「現地に入る直前に熱中症になってしまい、チームパシュートはみんなのお陰で優勝できましたし、今日も何とか優勝できて本当に良かったです。これで、自分の出場種目は終わりになりますが、本当にホッとしました。これで、ちょっと肩の荷がおりました。」
【男子オムニアム】
1位 窪木一茂(日本) 178 ポイント
2位 LEUNG Ka Yu(香港) 143ポイント
3位 ALMANSOORI Ahmed(アラブ首長国連邦) 131ポイント
2種目で金メダル🥇光栄です‼️ @japanhpc のサポート無しではありえません‼️🇯🇵
来シーズンの2月から始まる3つのネーションズカップへ向けてこれからさらなる㊙️強化を進めていきます🤜🤛#TEAMJAPAN pic.twitter.com/osrRAetn2Y— 窪木一茂 / Kazushige Kuboki (@kakka0606) September 30, 2023
情報・写真提供:JCF日本自転車競技連盟