BMX、トライアル、MTBを同時開催!中国でアーバンサイクリング世界選手権が初開催

Posted on: 2017.11.09

11月8日から中国でUCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS(アーバンサイクリング世界選手権)が初開催。これまでマウンテンバイクの世界選手権で同時開催していた「トライアル」と「MTBクロスカントリーエリミネーター」を切り分け、さらに東京オリンピックから正式種目となった「BMXフリースタイルパーク」を加え、3競技で世界選手権を実施することになった。日本からは、3競技に16選手がエントリー。大会は12日まで熱戦が繰り広げられる。

「コンパクト」「都市型」「若年層へのアピール」をテーマに掲げたUCI(国際自転車競技連合)の新たな試みとなった初の世界選手権。果たして、どんなドラマが生まれるのか。注目が集まる。

■BMXフリースタイルパーク、ユース五輪出場枠獲得へ
BMXフリースタイルパークに関しては、今回の世界選手権の結果により、来年アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催されるユースオリンピックの出場枠獲得にも繋がる。

BMXフリースタイルパークの出場枠は各大陸1枠のみ。今回の世界選手権の全結果からジュニアカテゴリー(15-18歳)の選手を対象にリザルトをだし、アジアで1番であれば枠が獲得できることになる。

アジアからは日本を含め、韓国とタイの3カ国のみ。日本代表選手の中には、前週に行われたワールドカップでエリートで17位に入った中村輪夢や、同い年の大霜優馬といった若手の台頭がめざましく、枠獲得にむけて大きな期待がかかる。

尚、日本のユースオリンピックの出場枠獲得状況は、BMXレースはすでに獲得し、ロードとマウンテンバイクに関しては獲得を逃している。

◇トライアル セクション

◇BMX Park セクション

◇クロスカントリーエリミネーター コース

<UCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS日本選手団>

【トライアル日本代表 5選手】
寺井 一希(埼玉・チームハリケーン)※エリート20
土屋 凌我(長野・岩村田高校)※ジュニア20
髙橋 靖矢(埼玉・北本高校)※ジュニア20
豊澤 剛(埼玉・坂戸高校/チームハリケーン)※ジュニア20
塩﨑 太夢(山梨)※ジュニア26

【フリースタイルパーク 8選手】
中村 輪夢(京都・京都つくば開成高校) 
高木 聖雄(愛知・Jykk BMX)
西 昂世(三重・Jykk BMX)
大西 勘弥(岐阜・モトクロスインターナショナル)
上田 崇人(福岡・ride hot)
大霜 優馬(神奈川・第一学院高校)
太田 蓮(広島・安芸南高校/ride hot)
大池 水杜(神奈川)

【クロスカントリーエリミネーター 3選手】
澤木 紀雄(東京・acu-power Raching Team)
小笠原 崇裕(東京) 
野村 拓未(長野・MTBクラブ安曇野)

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