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2017BMX世界選 男子ジュニア中井飛馬が歴代日本人最高4位、女子ジュニア畠山が5位

Posted on: 2017.07.31
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アメリカ・ロックヒルで開催された2017UCIBMX世界選手権大会は、7月29日に最終日を迎え、男子ジュニアカテゴリーで中井飛馬(新潟/日本体育大学荏原高等学校)が4位に入り、このカテゴリーでは歴代日本人最高位をマーク。女子ジュニアは畠山紗英(神奈川/白鵬女子高等学校)が5位に入り昨年の4位に続き2年連続で入賞を果たした。また、男子エリートに出場したリオ五輪日本代表の長迫吉拓(岡山/MXインターナショナル)は、1/8決勝で敗退し34位で大会を終えた。


男子ジュニア4位中井飛馬/photo:Kenichi Inomata(JCF)


女子ジュニア5位畠山紗英/photo:Kenichi Inomata(JCF)

■BMXレース界のスター候補生、中井飛馬が男子ジュニア日本人歴代最高位

今年ジュニア1年目の中井飛馬は、新潟出身の17歳。昨年、高校進学に伴い、現日本代表コーチの三瓶将廣氏の指導を受けるために親元を離れ、単身で神奈川に引っ越し、世界のトップレーサーを目指し新たな活動を始めた。

しかし、待ち受けていたのは度重なる怪我だった。思うようにトレーニングが進まない中、それでも東京五輪でのメダル獲得というゴールをしっかりとみつめ準備をすすめてきた。

迎えた2017年。ジュニア1年目の勝負の年。順調にシーズンインをこなすものの、今度は遠征中に手首を骨折。それでも、焦る気持ちを抑えリハビリをこなした中井は、復帰後、全日本選手権ジュニア王者、そして今回の世界選手権ではファイナリストにまで上りつめた。

「トーナメントの勝ち上がりで優勝候補が次々と姿を消し、決勝のスタートでは4コースという好ポジションをとれたので、優勝も狙えると思っていた」という中井だったが、勝負のスタートで出遅れ7番手に。

しかし、ここで焦りを見せないのがコース後半のリズムセクションを得意とする中井の強さだ。スタートで出遅れたものの、即座に修正。1コーナーでインコースをつき、前を走る3選手を交わした中井は4番手の位置で後半へ。

徐々に前に詰め寄る中井は最後の逆転を狙い最終コーナーで狙いすましたかのように前の選手のインコースをつく。しかし、コーナーで3位の選手を交わしたかと思われたが、最終ストレートで再び逆転され4位でフィニッシュ。

表彰台までわずかに届かなかった中井だったが、このカテゴリーでは、2008年の古性優作(現競輪選手)以来2人目のファイナリストとなり、4位という結果は日本人歴代最高位だ。(※古性は決勝8位)

ジュニア1年目にして、様々な苦難を乗り越えて得たこの結果は、彼にとって大きな手応えと自信になったに違いない。

レース後、「今年ジュニア1年目で4位をとれたので、来年の世界選手権では優勝を狙ってしっかりとトレーニングをつんでいきたいと思います」とコメントした中井。東京五輪日本代表候補として名乗りを上げることができるのか。勝負の戦いは、これからが本番だ。

【LIVE-2017 UCI BMX World Championships–Rock Hill, USA】

(女子ジュニア決勝は1:49:30〜/男子ジュニア決勝は1:55:33〜)

【2017BMX世界選 チャンピオンシップカテゴリー結果】
■男子エリート
34位 長迫吉拓(岡山/MXインターナショナル)
69位 吉村樹希敢(大阪/Gan Trigger)

■男子ジュニア
4位 中井飛馬(新潟/日本体育大学荏原高等学校)
21位 池上泰地(大阪/クワハラバイクワークス)
49位 佐宗恭(東京/日出高等学校)
50位 島田遼(広島/近畿大学泉州高等学校)

■女子ジュニア
5位 畠山紗英(神奈川/白鵬女子高等学校)
21位 丹野夏波(神奈川/白鵬女子高等学校)
23位 永禮美瑠(愛知/名古屋市立西陵高等学校)

Text:Akihiro Tsugimatsu
photo:Kenichi Inomata(JCF)

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