2021全日本BMXフリースタイル選手権フラットランドは佐々木元が大会3連覇 中川きららが初タイトル獲得

Posted on: 2021.09.29

9月26日、全日本BMXフリースタイル選手権フラットランド種目が岡山県岡山市の特設会場(イオンモール岡山1F未来スクエア)にて開催され、男子は佐々木元が制し3連覇を達成。女子は、中川きららが初優勝を飾った。


photo:JCF

<男子エリート>
全19人がエントリー(うち2名はDNS)した男子エリートは25日(土)の予選を通過した8名で決勝が行われた。注目は予選を同率1位で通過した佐々木元と森崎弘也。そして、7月の公式戦で優勝した早川起生。


3連覇を狙った佐々木元 photo:JCF


予選同率1位 レジェンド森崎弘也 photo:JCF


若手有望株の早川起生 photo:JCF

決勝は世界大会さながらのハイレベルな戦いとなる中、6月の世界選手権で2位に輝いた日本代表・佐々木元が、高難度の技を繰り出し、安定の力を見せつけ大会3連覇を果たした。

早川は予選5位から表彰台に食い込んだものの惜しくも2位。森崎は力強い大技を連発したが、ミスが響き3位となった。

▷佐々木元コメント
「世界大会よりレベルが高いこの大会で優勝できて安心している。そのくらい日本で勝つことはプレッシャーであり大事なこと。結果には満足している。

前回大会は、早川選手の圧倒的なライディングをみて 直前でプランを変更して僅差で負けてしまったこともあり、今回は予め自分のライディングを貫こうと決めていた。今年は自分のスキルアップのために時間を割いてきた。来年はさらに成⻑できると思うので、世界一を狙う。」

<男子エリートリザルト>
優勝:佐々木元 (鎌ケ谷巧業/91.5pt)
2位:早川起生 (fourthirty/88.25pt)
3位:森崎弘也 (トゥインクルコーポレーション/86.50pt)

<女子エリート>
大会2連覇中の石﨑光紗季の出場はなく、新たな顔ぶれで行われた女子エリートで決勝を制したのは中川きらら。前回大会で見せたファンキーチキンからフロントヤードにノーハンドを加えた新技で、大会初優勝を飾った。

7月に行われた公式戦では中川が表彰台に1人で上がったが、今大会は3名がエントリー。久々に女子エリートの表彰台を埋め尽くした。ガールズクラスの急成⻑も含め、新たな女子シーンを感じさせる大会となった。


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▷中川きららコメント
「1位になれて嬉しい。でも最後に一番やりたかった技が決められなくて悔しい。次の大会でメイクできるように練習を頑張りたい。前回は戦う相手がいなかったが、今回はみんなと戦えたこともとても嬉しかった。」

<女子エリートリザルト>
優勝:中川きらら(佐賀東高校/72.00pt)
2位:伊藤聖真(関⻄大倉高校/66.25pt)
3位:井上真利亜 (54.25pt)


photo:JCF

【フラットランド 男女エリート決勝 ライブ配信アーカイブ】
https://youtu.be/MYmIrVsn7vg
女子決勝は 4:21:30 から、男子決勝は 4:55:35〜

写真・情報提供:JCF日本自転車競技連盟

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