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ユース五輪自転車界初のメダル獲得!BMXパークで丹野・大霜が3位

Posted on: 2018.10.12
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アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催されている第3回ユースオリンピックは11日、BMXフリースタイルパーク決勝が行われ、日本代表の丹野夏波(神奈川/白鵬女子高校)と大霜優馬(神奈川)が出場。競技は男女混合で行われ、丹野が決勝3位、大霜が決勝4位に入り、合計ポイントで3位となった日本チームが銅メダルを獲得。自転車競技としては、ユース五輪初のメダル獲得となった。


銅メダルを獲得した日本チーム(左:丹野/右:大霜)

ユースオリンピックは、IOCが主催する15歳から18歳までのアスリートを対象とした国際総合競技大会で、4年に一度行われる若きアスリートたちのスポーツの祭典。2010年に第1回目を迎え、夏季ユース五輪は今回が3回目となる。

BMXフリースタイルパークは、2020年の東京オリンピックから正式種目となった新種目で、様々な形をしたジャンプ台が設置されたパーク内で1分間の演技を行い、ジャンプの高さや技の難易度、スタイル等をジャッジが採点して順位が決定する。(決勝は1分間のランを2回行い、得点の高かったランが採用されるベストラン方式)

今回、日本から出場した丹野夏波の専門種目は、BMXレース。幼少の頃から世界選手権に出場し、年齢別カテゴリーで3度の世界王者にたった経験の持ち主。今年は、ジュニアカテゴリーでアジア選手権で優勝し、レーサーとして好調をみせるなか、そのスキルを今回パーク競技で発揮する形となった。持ち前のスピードで高いジャンプをみせて、予選で3位に入り、決勝でもミスのないランで3位の位置を守った。

一方、日本を代表するフリースタイルライダーの1人、大霜優馬は、幼少の頃に行っていたBMXレース経験を活かした、スピードと器用さを兼ね備えたライダーだ。ビッグトリックこそ少ないものの、大霜ならではのトリックを組み込み、独自のスタイルをしっかりと見せて決勝4位に食い込んだ。

結果、総合ポイントで3位に入り、銅メダルを獲得した日本チーム。自転車界にとっては記念すべきメダル第一号となった。また、2年後に控える東京オリンピック出場を目標に掲げる2人にとっては、IOCが行うビッグイベントで競技をできたことは、非常に大きな経験になったに違いない。


決勝は同点でアルゼンチンとドイツが金メダル獲得

●丹野 夏波(神奈川/白鵬女子高校)のコメント
今は大会を終えてホッとした気持ちと、本当に嬉しい気持ちでいっぱい。走りに関しては、決勝1本目で目標としていたベストの走りができ、得点も予選を含めても自身の最高得点を出すことができたので満足している。

緊張もあったが、それを上回ってこのオリンピックシステムで行われる大会の雰囲気を楽しめ、メダル獲得までワクワクの毎日だった。メインの競技種目はBMXレースであり、今大会フリースタイル・パーク種目で学んだ技術、大会でのパフォーマンス発揮や、会場の雰囲気、そしてメダル獲得まで体感できたことは、プラスに繋げることができ今後に活かしたい。

●大霜 優馬(神奈川)のコメント
今までの大会参戦で味わったことのない嬉しさを感じている。決勝では直前の丹野選手の結果から、気持ち的にも余裕を持って挑むことができた。高難度の技は少なめの組み合わせであったが、事前に仕上げたルーティーンをミスなくこすことだけに集中し、今回の結果へと繋げることができた。

国際大会での決勝経験はなく、結果やメダルを狙いに行く大会ははじめてだったが、練習日、予選と日を追うごとに気持ちに余裕が生まれ、決勝では観客の声援を聞き力へと変えられた。

東京オリンピックに向けても、通常のワールドカップなどでは採用されない少人数での対戦形式などを経験できたことやメダルを獲得したことで、より一層目標に対するイメージが湧いた。今後のパフォーマンス向上にしっかりと繋げていきたい。

●三瓶将廣チームリーダーのコメント
BMXフリースタイル・パークがオリンピック形式で行われる大会ははじめてであり、選手にとっても初の大舞台であったことから、未知数の部分が多く戦略面など手探り状態な中、練習ではセクションの攻略とルーティーンの組み立てにフォーカスした。

女子の丹野は、BMXレース種目で培ったバイクコントロールを活かして大きなジャンプやスピード感のあるラインを選択することができ、全てのランにおいて安定した走りで予選から決勝まで終始3位をキープ。1ヶ月半という短期間で種目に順応できたことを高く評価したい。

男子の大霜も、オリンピックという場の雰囲気に飲まれることなく、自分の力へと変え、ミスなく着実にポイントを稼いだことは素晴らしかった。

BMXフリースタイルパークのオリンピックデビューである記念すべき大会でメダルを獲得できたこと、ユースオリンピックでの自転車競技初のメダル獲得、そして東京オリンピックから新種目として加わる他種目に続いてメダルを獲得できたことは、選手にとっても競技にとってもプラスとなった。

▷ユース五輪BMXフリースタイル・パーク決勝動画

写真・コメント提供:JCF

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