オランダ勢が席巻 キンマン、スマルダースが今季4勝目!BMXレースW杯第6戦 日本代表は長迫の54位 永禮の23位が最高位
5月13日、ベルギー・ゾルダーで開催されたBMXレースのワールドカップ第6戦。日本からはジュニアとエリートカテゴリー、男女合わせて10名が出場。男子は1/16決勝に長迫吉拓が勝ち進んだが、スタートで遅れて巻き返しをはかるも僅かに届かず総合54位で大会を終えた。女子は永禮美瑠が準々決勝となる1/4決勝進出。しかし、ファーストジャンプで遅れをとり、総合23位で準決勝進出はならなかった。
男子優勝は、オランダのニーク・キンマン。2015年、同会場で行われた世界選手権で優勝した21歳は、今シーズン圧倒的な強さをみせ、ここまでの6戦全てで決勝に進出し、今回第6戦を制して、ワールドカップ4勝目をあげた。
▷W杯第6戦 男子決勝レース
女子は、同じくオランダのローラ・スマルダースが優勝。今シーズン好調の24歳は、キンマン同様、今シーズンワールドカップ4勝目。男女ともに、オランダ人レーサーの勢いはましている。
▷W杯第6戦 女子決勝レース
この後、日本代表は5月26日からタイで行われるアジア選手権に出場。ワールドカップ第5戦、第6戦の出場をパスした吉村樹希敢がアジア選手権3連覇に挑むことになる。
下記、JCFのプレスリリースより、三瓶監督のレースレポート
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前日、快晴の中開催された第5戦とは変わり、本日の第6戦は曇り空の中スタートしました。
日本チームの結果は振るわず、男子は長迫吉拓のみが予選を通過するも、1/16決勝で5位にとどまり、総合54位で上位戦に駒を進めることができませんでした。
(#993 長迫吉拓)
女子は永禮美瑠が唯一1/4決勝へ進出しましたが、上位4位の進出には届かず、総合23位で敗退となりました。
(#354 永禮美瑠)
2週間でワールドカップ4戦に参戦する遠征の全行程を終えました。
チームとしては細かなミスが目立ち、着実に勝ち上がることができず、目標とするリザルトを残せない悔しい遠征となりました。
次回9月に開催されるワールドカップシリーズ後半戦に向けて、基礎戦術の強化練習をメインに取り組み、各選手が1つ2つと順位をあげられるよう強化していきます。
また次回参戦大会は、2週間後にタイにて開催されるアジア選手権大会へ参戦します。
毎年獲得しているタイトルを死守できるよう、切り替えて準備を進めていきます。
今大会も応援いただき、ありがとうございました。
(監督 三瓶将廣)
【UCI BMXスワールドカップ第6戦 日本代表結果】
[男子]
長迫 吉拓 (岡山/MXインターナショナル) 総合54位
松下 巽 (神奈川/全日空商事株式会社) 総合106位
吉井 康平 (東京/フォスター電機株式会社) 総合109位
池上 泰地 (大阪/クワハラバイクワークス) 総合115位
増田 優一 (大阪/大阪偕星学園高等学校) 総合142位
島田 遼 (広島/近畿大学泉州高等学校) 総合146位
[女子]
永禮 美瑠 (愛知/西陵高等学校) 総合23位
畠山 紗英 (神奈川/日本体育大学) 総合28位
丹野 夏波 (神奈川/白鵬女子高等学校) 総合32位
早川 優衣 (広島/興譲館高等学校) 総合47位