別府史之 豪新チーム「グリーンエッジ・サイクリング」へ移籍

Posted on: 2011.10.05

米プロチーム・レディオシャックの別府史之(28)は5日、所属会社を通じて来シーズン新たに発足するプロサイクリングチーム「グリーンエッジ・サイクリング(GreenEDGE Cycling)」と二年契約を結んだと発表した。「グリーンエッジ・サイクリング」はロードレース世界最高峰カテゴリーでは初めてとなるオーストラリア登録のチーム。ヨーロッパでの拠点はイタリア・バレーゼ、個人での活動の拠点はこれまで通りフランスをベースにするという。以下、別府史之のコメント。

<別府史之>
「来シーズンよりグリーンエッジで走ることになりました。新たな環境になりますが、グリーンエッジはしっかりとしたビジョンを持っていて、選手やスタッフのモチベーションが高く、自分の目標に向かって走ることのできるチームです。目標のツール・ド・フランスでのステージ優勝を目指し、選手としてのレベルをさらにあげ、大いに活躍したいと思います。今から来シーズンが待ち遠しいです。きっとエキサイティングなシーズンになるに違いありません。応援よろしくお願いします」


別府史之(べっぷ・ふみゆき)1983年4月10日神奈川県茅ヶ崎市生まれ。
高校卒業後フランスに渡り、2005年にランス・アームトロングの所属するディスカバリーチャンネル・プロサイクリングチームに加入し、日本人として初めてUCIプロツール選手となる。2006年に日本チャンピオンタイトル獲得し、2007年に日本人初のUCIプロツールポイント獲得。2008年アジアチャンピオンタイトルを獲得し、北京オリンピック出場も果たす。2009年、日本人として13年ぶりとなるツール・ド・フランス出場。最終第21ステージで「敢闘賞」を獲得。日本人初の完走も同時に果たした。2010年より再びランス・アームストロングの所属するチーム・レディオシャックへ。2011年、日本人で始めて、5大クラシック完走を達成。2度目のグランツールとなるジロ・デ・イタリアに初出場し、第10ステージで区間フーガ賞を獲得。ロードとタイムトライアルともに現日本チャンピオンタイトル保持者。

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