アーバンサイクリング世界選手権 BMXパーク中村輪夢が初優勝!

Posted on: 2022.11.14

アラブ首長国連邦アブダビで開催された「2022UCIアーバンサイクリング世界選⼿権」は、大会最終日の11⽉13⽇にBMXフリースタイル・パーク男⼥決勝が行われ、男子の中村輪夢(ウイングアーク1st)93.80ptで優勝。初の世界王者輝き、虹色のジャージアルカンシェルに袖を通した。女子はHannah Roberts(アメリカ) 87.20ptで優勝。日本からは大池水杜が決勝に進出し8位で大会を終えた。


日本チームの祝福をうける中村輪夢 photo:UCI

以下 JCFからリリースされた大会レポート

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⼤会最終⽇の11⽉13⽇(⽇)、BMXフリースタイル・パーク男⼥決勝が⾏われた。今⼤会から2024年パリ五輪の予選を兼ねており、気の引き締まる⼀戦。⽇本代表選⼿団は、胸にJOC「TEAM JAPAN」のチームエンブレムをあしらった新ユニフォームで挑んだ。

【BMX PARK ハイライト映像】

最初に⾏われた⼥⼦決勝は、14カ国25名の出場者の中から予選を勝ち抜いた12名で⾏われ、予選9位通過の⼤池⽔杜は、第1グループ・4番⽬に出⾛。1本⽬から「360X-up」や「バックフリップ」を決めるもラスト3秒で転倒。

しかしすぐに気持ちを⼊れ直し、2本⽬ではラスト3秒の「テールウィップ」までしっかりメイク。75.40ptで納得の8位と なった。

今⼤会最終種⽬である男⼦パークは26カ国60名が出場し、予選・準決勝を勝ち抜いた12名で決勝が⾏われた。

予選1位通過、準決勝8位通過で決勝へ駒を進めた中村輪夢は、1本⽬から完璧なランを披露。「720バースピンtoノーハンド」「バックフリップ ダブルバースピンtoルックダウン」など繊細なオリジナルコンボトリックで93.80ptを叩き出した。

2本⽬のランは中断しましたが、1本⽬の⾼得点が最後まで他の追随を許さず、2位と2.30ptの差をつけ⼤会初優勝を決めた。


photo:UCI


photo:UCI

【BMX PARK 男子決勝ハイライト映像】

なお、今⼤会では11⽇に⾏われたBMXフラットランド男⼦決勝でも佐々⽊元が初優勝を飾っており、BMXフリースタイル2種⽬で同時初優勝という歴史的快挙を成し遂げた。

▷中村輪夢 コメント
まだ実感が湧かないですが、⾃分のやりたいことに集中し、出し切って優勝できたことが嬉しいです。この⼤会に向け練習してきた「⼈と被らない技」のチョイスがハマったこと、それをしっかり決めたことが勝因と感じます。

五輪のことはなるべく考えないようにしていましたが、それでもプレッシャーは感じていたので、まずは勝ててほっとしています。

▷⼤池⽔杜 コメント
やっと海外の⼤会で練習の成果が出せました。この⼤会に向けイメージしてきたことを8割出せたことを嬉しく思います。

今回は戦略的にポイントを上げる構成に⼒を⼊れており、今後に繋がる⼤会になったと思います。次は1本⽬から⾃分らしく乗って、2本⽬でもっと攻める戦い⽅をしたいです。

【BMXフリースタイル・パーク ⽇本選⼿団 及び結果】
<男⼦>
中村輪夢(ウイングアーク1st) 1位
溝垣丈司(湘南⼯科⼤学附属⾼校)17位
⼩澤楓(本巣市⽴⽷貫中学校) 29位
寺林昌輝(藤沢市⽴湘洋中学校) 52位

<⼥⼦>
⼤池⽔杜(ビザビ) 8位
内藤寧々(第⼀学院⾼校) 16位

【ライブ配信アーカイブ映像】
男⼦決勝:https://youtu.be/3LZqA6dwT1o (中村 1本⽬19:20-/2本⽬34:30-)
⼥⼦決勝:https://youtu.be/T-PW0HFTsoo (⼤池 1本⽬17:40-/2本⽬32:00-)

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