6月4-5日、長野県白馬岩岳MTB PARKで「DOWNHILL SERIES」第2戦が開催され、男子エリートは2017-2018年の全日本選手権覇者、井本はじめが優勝。女子は2016年まで全日本17連覇という偉業を成し遂げた末政実緒がトップタイム。出産を経て第１線に帰ってきたレジェンドレーサーが、現日本チャンピオンの松本璃奈を0.876秒上回り、表彰台の頂上に戻ってきた。

男子エリート表彰式 ©DHSERIES

女子エリート表彰式 ©DHSERIES

９シーズン目を迎えた同大会は、今シーズンから日本自転車競技連盟（JCF）の公認大会として位置づけられ、年間のナショナルポイントランキングを争う大会となった。

170人が参加した今大会。ドライコンディションの1.5㎞の特設コースでスピードレースが展開され僅差の優勝争いとなっていった。

TOP3のタイム差はわずかに0.3秒。優勝した井本はじめは、「久しぶりにいい走りができた」とコメントした。

また、女子エリートを制した優勝した末政実緒は久々のダウンヒルレースを噛み締めてトップにたった。

今回の参加者170名のうち、57人が10代のライダーということで、DH競技の今後を楽しみに感じられる一戦にもなった。今年も全7戦。残り5戦を開催を予定している。

©DHSERIES

＜今後のスケジュール＞
第3戦　7/2-3 富士見パノラマリゾート（長野県）
第4戦　7/16-17 UP KANNABE MTB PARK（兵庫県）
第5戦　9/3-4 函館七飯スノーパーク（北海道）
第6戦　11/19-20 法華嶽公園DHコース（宮崎県）
第7戦　12/3-4 菖蒲谷森林公園（兵庫県）

第3戦、富士見パノラマリゾート大会は現在エントリー受付中。
http://dhseries.jp/2022-3-fujimipanorama/

＜男子エリート リザルト＞
優勝 井本 はじめ （Santacruz）1:51.586
2位 泉野 龍雅 （Transition Racing） ＋0.362
3位 阿藤 寛 （CIVREL Homies） ＋0.398
4位 加藤 将来 (埼玉県) ＋0.746
5位 井手川 直樹 (TEAM A&F/STRIDER) ＋1.204
6位 清水 一輝 (TEAM A&F) ＋1.226
7位 永田 隼也 (TEAM A&F/OAKLEY) ＋2.869
8位 金子 匠 (specialized) ＋4.078
9位 浅野 善亮 (CIVREL Homies) ＋4.092
10位 黒沢 大介 (Team RMB/MAVIC/Norunger) ＋4.241

＜女子エリート リザルト＞
優勝 末政 実緒 (SANTA CRUZ/ヨツバサイクル) 2:04.924
2位 松本 璃奈 (Ride Mashun Specialized) ＋0.876
3位 原 つばさ (白馬マウンテンバイククラブ) ＋5.674

■全リザルト
https://drive.google.com/file/d/1pUHoOX1UbqnqeZKzkcy_QQsn3i9XIVi2/view?usp=sharing

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