８月22日にオランダ・パペンダルで行われたBMXレーシングの世界選手権は、オランダのニック・キンマン、イギリスのペサニー・シュリーバーが制し、男女ともに東京オリンピック金メダリストが今年の世界チャンピオンとなった。日本から出場した長迫吉拓は３レース合計で勝ち上がりが決まる予選レースを勝ち上がったものの、続く１回戦で敗退。１コーナーで転倒し、最終順位39位で世界選手権を終えた。

39位でレースを終えた長迫 photo:JCF

＜男子エリート結果＞
優勝 ニック・キンマン（オランダ）
２位 シルバイン・アンドレ（フランス）
３位 デービッド・グラフ（スイス）

＜女子エリート結果＞
優勝 ペサニー・シュリーバー（イギリス）
２位 ジュディー・バウー（オランダ）
３位 ロウラ・スマルダー（オランダ）

また日本から出場したジュニアレーサーたちは、予選の壁を超えられず敗退となったが、世界舞台で果敢に挑戦し、オリンピックチャンピオンの強さを目の当たりにした経験は、次へのステップにむけて大きな財産となったに違いない。

【日本人結果】
＜男子エリート＞
39位 長迫吉拓（岡山／株式会社JPF)

＜男子ジュニア＞
34位　中林 凌大 (埼玉／帝京大学系属帝京高等学校)
47位 坂 望加 (愛知／中京大学)

＜女子ジュニア＞
23位 野村 凪沙(大阪／Ace Race Australia)
19位 西村 寧々花(大阪／Gan Trigger)

▷2021世界選手権 リザルト詳細
https://www.tissottiming.com/2021/bmxwch/en-us/default/pdf