長迫吉拓がW杯予選で世界2位。BMX五輪ポイント獲得を狙い決勝ラウンドへ

Posted on: 2014.06.14

6月13日、ベルリンでBMXワールドカップ第3戦が開幕。大会初日は予選が行われ、ポイントトップ16選手による予選タイムトライアルで長迫吉拓(HARO)が全体の2位に入り、オリンピック選考対象ポイントとなるUCIポイントを獲得。また、松下巽(早稲田大学大学院)が予選レースで勝ちあがり、14日の決勝ラウンドに駒を進めた。


タイムトライアルで2位に入った後の長迫 photo:masahiro sampei

BMXレースも、5月31日からいよいよリオ五輪出場にむけたポイント対象レースが始まった。その後、初となるワールドカップ開催が第3戦ベルリン大会となり、オリンピック出場を目指す選手たちにとって重要なレースとなった。

日本からは、前回のワールドカップ第2戦で日本人初の決勝進出を果たした長迫吉拓を筆頭に、松下巽、吉井康平、朝比奈綾香の男女合わせて4選手が出場。13日、予選が行われた

ワールドカップランキング上位16選手は、予選免除となり、決勝ラウンドの組み合わせを決めるためのタイムトライアルが行われる。ランキング16位の長迫吉拓は、タイムトライアルに出場し、38秒245で2位に入った。この結果、UCIポイントを45ポイント上積みさせ、決勝ラウンドに弾みをつけた。

一方、ポイントトップ16位以下の選手は、予選3レースを行い決勝ラウンド進出が決まる。男子は119人中48人、女子は34人中24人が、決勝トーナメント1/8決勝へ通過となる。予選レースまわりとなった、松下巽、吉井康平、朝比奈綾香だったが、ボーダーラインギリギリの48位で通過した松下巽のみが決勝ラウンドへ進出となった。

結果、14日の決勝ラウンドには、日本から長迫吉拓と松下巽の2人が出場。レースの模様はbmxlive.tvで日本時間22時30分からライブ配信される。

また、リオ五輪出場にむけて戦いを挑むBMX日本代表へメッセージを届ける、ハッシュタグ#BMXTEAMJAPANが作られ、ロンドンで叶えることができなかった五輪出場枠獲得をライダーとファンが一丸となって狙う。

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