【Pick Up】KEIRIN世界王者シェーン・パーキンスのドキュメンタリームービー

編集部がお薦めする一押し自転車動画。今回は、トラック競技で2011年にKEIRIN世界チャンピオンに輝いたオーストラリアのシェーン・パーキンス選手のドキュメンタリームービー「RYOKO」です。 

現在、短期登録制度で日本の競輪を走っているシェーン・パーキンス選手。トラック競技で東京オリンピックに出場した父、ダリル・パーキンスを父に持つ彼は、ジュニア時代から世界大会で活躍し将来を嘱望される選手でした。

しかし、2008年の北京オリンピック出場を目指した彼でしたが国内選考で結果を残せず出場を逃してしまうことになってしまいます。その後、トラック競技で選手として生活をしていくことは厳しく、一度は引退を決意します。

そうした中で出会ったのが日本の競輪でした。海外選手が日本の競輪を走ることのできる短期登録制度を利用して競輪選手の免許を取得し、2009年の4月にデビューを果たすことになりました。それ以来、大好きな自転車に乗り、家族を養い、世界舞台で大きな活躍をみせていきます。

2011年KEIRIN世界チャンピオンに輝くと、2012年にはチームスプリントで世界一に。そして、悲願の出場を果たしたロンドン五輪では、スプリントで銅メダルを獲得しました。

そんな彼の自転車人生を支えた「ジャパニーズケイリン」とはどのようなものなのか?その疑問をオーストラリアのテレビクルーが追いました。

今では大の親日家としても知られるパーキンスの日本での生活やレースに密着し、日本の競輪をオーストラリア人ならではの視点で撮影した映像には、様々な発見があります。

日本ならではの風景を、温かい質感でとらえ、パーキンスの日本への愛を感じさせる作品に仕上がっていて、素直にカッコいいと感じてしまいます。

作品はオーストラリアでTV放送されたものを、5つのチャプターに分けてYouTubeにて配信しております。日本が生んだ世界の競輪。今や海外のトラック選手にとってはなくてはならない舞台になろうとしています。

国の枠を越え、自転車選手の様々な人生が込められた競輪バンク。今までとは違った視点でみると、また新たな魅力を発見できるかもしれない。そんな事を気づかせてくれる映像作品です。

【RYOKO Chapter1〜5】
http://www.youtube.com/user/chasingtheglory?feature=watch

Directed by Davros.
Made by Projucer.
A Chasing the Glory Media House Production

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