Jプロツアー第6戦“栂池ヒルクライム” ブリヂストンのダミアン・モニエが制す

Posted on: 2013.06.10

Jプロツアー第6戦「栂池ヒルクライム」が9日、長野県栂池高原特設コースで行われ、中盤からアタックと牽制を繰り返す激しい展開の中、最後は、ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)がホセ・ビセンテ(チームUKYO)との一騎打ちを制し勝利を飾った


ゴール前スプリント勝負

距離17.1キロ 標高差1200メートル 平均勾配7%の栂池高原ヒルクライム。序盤に10%の上りが連続しペース配分の難しいコース。

レースは序盤から積極的に動く狩野智也(チームUKYO)が牽引。さながら平地のロードレースのような掛け合いが続く。そして中盤チームUKYO、ブリヂストンアンカーが揺さぶりをかけ、さらに集団の人数は絞られ、両チームの一騎打ちの様相に。

その後、ブリヂストンアンカー4名、チームUKYO2名となった先頭集団。アタック合戦が続くが決定的なものとならないまま、頂上に近づいていく。残り2.5キロ、ホセ・ビセンテがアタックするとダミアン・モニエだけが反応、ここから2人でゴールを目指す。この2人の間でも牽制とアタックが続き、ダミアン・モニエ先頭のままスプリントを開始。ジロ・デ・イタリアでも優勝経験のあるモニエがそのまま先着し、優勝を飾った。


レース序盤 集団を牽引する狩野智也(チームUKYO)

サバイバルヒルクライムレースを制したダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)

Jプロツアー第6戦「栂池ヒルクライム」結果
1位 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)49分22秒
2位 ホセ・ビセンテ(チームUKYO)
3位 土井雪広(チームUKYO)+04秒
4位 カナール・ヴァンサン(ブリヂストンアンカー)+08秒
5位 伊丹健治(ブリヂストンアンカー)+13秒
6位 ルバ・トマ(ブリヂストンアンカー)+23秒

情報・写真提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

NEW ENTRY