【Pick Up 】古性優作が3年ぶり2度目のグランプリ制覇 KEIRIN GP2024 ドキュメント2024
2024年12月30日、静岡競輪場で開催されたKEIRIN グランプリ2024。年間のGⅠ優勝者と獲得賞金トップ9選手による、競輪界最高峰の戦いは大阪の古性優作が先行する脇本雄太(福井・94期)をフィニッシュ前で捉えて優勝。3年ぶり2度目の競輪王者に輝いた。
今回ピックアップするドキュメントは、レース前後の各選手の思惑とともにレースを振り返り、最高峰の戦いの結末までの道のりを紐解いていく。
優勝した古性は、近畿ラインとして福井の脇本雄太と連携。東京五輪出場後、怪我に悩まされてきた脇本だが、ここにきて持ち前の先行力が戻り、直前の練習でも強さを発揮していた。
そして、今年GⅠで2勝を果たし、ますます追い込み選手として磨きをかけてきた古性が脇本の2番手につくということで、近畿ラインが圧倒的な人気ラインとなっていた。
同時に、ライバルたちは「近畿ラインをどう制するか。」という難題に立ち向かい、作戦を組み立てていく。そうした他の選手の思惑が絡み合うなか、結果的に、レースは近畿ラインの強さを引き出す形となってしまった。
一瞬の判断が生み出す無数の展開。競輪の醍醐味が凝縮した最高峰の戦いを選手の言葉とともに見返すことで、その魅力を存分に味わえるはずだ。
【KEIRINグランプリ2024結果】
1着 古性優作選手(大阪・100期)
2着 清水裕友選手(山口・105期)
3着 脇本雄太選手(福井・94期)
4着 郡司浩平選手(神奈川・99期)
5着 新山響平選手(青森・107期)
6着 岩本俊介選手(千葉・94期)
7着 眞杉匠選手(栃木・113期)
8着 平原康多選手(埼玉・87期)
9着 北井佑季選手(神奈川・119期)
動画元:月刊競輪 WEB 公式YOUTUBEチャンネル