来季の移籍が噂されていた、世界最速のTTスペシャリスト、数々のクラシックを制してきたスパルタクス（剣闘士）、スイスのファビアン・カンチェラーラが、トレックに残留することが発表された。

６月下旬のプレスリリースで、トレック社が、現「レディオシャック・レオパード・トレック」のUCIワールド・ツアーライセンスをレオパードSAから取得したことを発表。選手たちの移籍が取りざたされていたものの、今回ファビアン・カンチェラーラ自身がインタビューに答えた動画が公開され、その噂を振り払った。

契約は３年契約。共同で開発した「ドマーネ」とともに、更なる進化を誓った。またインタビューでは、引退後についても語り、「選手としての活動期間だけでなく、引退した後もトレックファミリーの一員として様々なプロジェクトに協力できればと考えています」とコメントしている。