2011ツールドランカウイ 第7ステージ

久しぶりに太陽が顔を出した第7ステージは、マレー半島西岸沿いの海岸線を走り、内陸部に行く149.5キロ。細かいアップダウンが続くステージだ。この日はスタート後まもなく8名のライダーが逃げを決めた。しかし総合・ポイント賞争いに関わる選手が含まれておらず、集団はこの逃げを容認。どんどんとその差は広がっていく。80キロを過ぎた頃の最大差はおよそ4分半。このまま逃げが決まってしまうかというそんな時、突然スコールが集団たちを襲った。

彼らの目を覚ますかのような大粒の雨。各有力チームがペースを挙げていくとその差はどんどんと縮まっていく。残り30キロで1分の差。逃げグループは必死の抵抗をしたが、結局残り1キロで集団に捕まってしまった。この日も結末は集団スプリントに。集団から飛び出したのは宮澤崇史のリードアウトに見事牽引されたグアルディーニ。完璧なチームワークでステージ4勝目を手にした。

 

コースプロフィールでは坂を上ってのゴールとされていたが、最後の500メートルはほぼ平坦といってよかった。最終スプリントのため脚を温存していた、西谷・綾部・アヌアなどにとっては拍子抜けの結末となってしまった。

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