Jプロツアー第13戦“経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ” 圧倒的な力をみせたガルシア・ビセンテがシマノの包囲網を打ち砕く

Posted on: 2013.09.23

9/22 群馬CSCで行われたJプロツアー第13戦 “経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ”174キロの長丁場のレースを制したのは、レース中逃げ続け圧倒的な力をみせた、ガルシア・ビセンテ(マトリックスパワータグ)だった

JBCF最高峰の大会がこの経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ。レースレイティングはAAAで、さらに各チーム上位3人合計順位で競われる団体賞の「経済産業大臣賞」が設定され、経済産業大臣旗の獲得を目指し各チームが戦った

舞台は群馬CSCの6キロサーキットコース。スタートとフィニッシュはバック側の緩いのぼりに設定される。29周174km、4時間半に渡る長丁場だが、開始15分後の2周目にガルシア・ビセンテ(マトリックスパワータグ)が単独アタック。ガルシアは単独で先頭を走る。中盤に数人がメイン集団から追いつく。

ラスト4周、先頭集団からさらに抜け出したのは5人。ガルシア、畑中勇介・鈴木譲・安井雅彦(シマノレーシング)そして山下貴宏(チームUKYO)。ラスト2周、ここからさらにガルシアと畑中の2人が抜け出しゴールへ向かう。上りゴールスプリントを制したのはガルシア。174kmのレースでなんと160km以上を先頭で走り続けての圧倒的な力を見せた。

経済産業大臣賞は、1位4位11位の個人成績をおさめたマトリックスパワータグが受賞。経済産業大臣旗を手にした。同チームは個人優勝は3年連続、団体賞は2年ぶりの受賞となった。

【Jプロツアー】結果 P1 174km
1位 ガルシア・ビセンテ(マトリックスパワータグ)4時間31分24秒
2位 畑中勇介(シマノレーシング)
3位 山下貴宏(チームUKYO)+36秒
4位 ヴィズィアック・マリウス(マトリックスパワータグ)+1分12秒
5位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)
6位 カベッロ・アントニオ(チームUKYO)+1分13秒

写真・文提供:JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

Jプロツアー第13戦ムービー

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