MTB&トライアル世界選手権 山本幸平と寺井一希が世界一に近づく自己ベストリザルト!

Posted on: 2013.09.06

南アフリカで行なわれたマウンテンバイク&トライアル世界選手権は、9月1日、大会最終日を迎え、地元南アフリカの英雄グレッグ・ミナーが昨年に続き2連覇を達成。歓喜の中で大会は幕をとじる事となった。また、男子クロスカントリーはニノ・シュルター(スイス)が同じく2連覇を飾り、両競技ともに王者が世界一の座を死守する形となった。


地元の英雄グレッグミナーの優勝で歓喜に沸いた

今回、日本代表は、マウンテンバイクとトライアルを合わせて合計17人が世界舞台に挑戦した。そうした中、日本チャンピオンたちが、世界との差を着実に縮める好成績を残した。

トライアルでは、エリート20インチに出場した寺井一希が4位で決勝に進出。表彰台の期待がかかった決勝では、雨天によりコンディションが悪化するなか、最後まで集中力を保ち、最後は昨年の王者ペニート・ロス(スペイン)にポイントで並ぶ。しかし、各セクションの内容の差(0ポイントで通過した数の差)で惜しくも表彰台を逃し4位に終わった。


あと一歩のところで表彰台を逃した寺井一希望

また、エリート男子クロスカントリーにただ一人のエントリーとなった日本王者山本幸平は、好スタートを切り、1周目を10位で通過。その後、18位まで順位を落とすものの、積極的な走りで再び順位をあげ、最終的に自己最高位となる15位でフィニッシュ。世界チャンピオン、ニノ・シュルターとのタイム差は3分14秒。トップ10入りまでは44秒。


目標のトップ10入りを目指し懸命に前を目指す山本幸平

今回、トップ10を目標にこの舞台にたった山本。目標を果たせなかったが、ゴール後「やることをやれば必ず夢は叶う」と力強いコメントを残し、世界一にむけて確かな手応えを手にしてレースを終えた。

【日本代表 主な結果】
■男子エリート クロスカントリー
優勝 ニノ・シュルター(スイス) 2連覇
15位 山本幸平        +3分14秒

■男子エリート ダウンヒル
優勝 グレッグ・ミナー(南アフリカ) 2連覇
62位 井手川直樹       +35秒781
64位 清水一輝       +39秒486

■女子エリート ダウンヒル
優勝 レイチェル・アサートン(イギリス)
DNS 末政実緒 (タイムドセッション中に負傷)

■男子エリート トライアル20インチ
4位 寺井一希

【ダウンヒル&クロスカントリーのレースの模様はレッドブルTVで再配信中】
http://live.redbull.tv/events/274/uci-%C2%ADmtb-%C2%ADchampionships-%C2%AD%E2%80%902013-%C2%ADdhi/

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