ツール・ド・フランス第10ステージ、休養日(移動日)から一夜明け、平坦ステージのこの日、新城は今までのステージがなかったかのように元気な走りをみせる。集団がゴールスプリントに向け動き出す中、新城もスプリントに備えた走りをするが、ラスト1.5kmで変速機が取れてしまうメカニックトラブルに見舞われてしまい、この日のレースは終了。残念ながらゴールスプリントには加われず169位で区間を終えた。

ゴールスプリントに向け冷静に走る新城 （photo Miwa IIJIMA）

ゴール後新城は「悔しい。絶対ゴールスプリントに加わるつもりで、温存しながら走って、一桁を狙える良い位置にいたのに。リアディレーラーが壊れて、吹っ飛んだ。でも、落車しなかったので、良かった。調子は上がり調子!!明日の個人タイムトライアルは、明後日のレースにつなげる走りをしたい」と悔しさの中にも調子の良さを伺わせるコメントを残した。