2021BMXフラットランド世界選手権で佐々木元が準優勝 2大会連続でメダル獲得

Posted on: 2021.06.09

フランス・モンペリエで開催された2021UCIアーバンサイクリング世界選手権は8日、大会最終日にBMXフラットランドの決勝が行われ、日本から出場の佐々木元(ささき もと・36歳・鎌ケ谷巧業所属)が準優勝で銀メダル獲得。前回2019年大会の銅メダルに続き、2大会連続のメダルを獲得した。

BMXフラットランドは、2019年11月のUCIアーバンサイクリング世界選手権より種目に追加され、コロナ禍を経て今回が2回目の世界選手権。

前回大会3位で表彰台に上がった佐々木は予選7位、セミファイナル3位で手堅くファイナル進出を決めた。

ファイナルでは高難度トリックを複数メイクし92ポイントをマークし、後ろに2人のライダーを残すなかで暫定首位にたち表彰台を確実にした。

その後、前回大会で準優勝したフランス代表のマティアス・ダンドワ(32)が高難度なルーティンを決め、93.83ポイントで佐々木のポイントを上回って優勝。佐々木は2位でファイナルを終えた。

▷佐々木元コメント
18年のライダー人生で、こんなに国際大会がなかったのは初めて。この大会の開催が決まってから約1ヶ月間、毎日大会に向けて練習した。できれば優勝したかったが前回成績からステップアップできたことは嬉しい。

応援してくれる人たちに、ライブ配信で見応えのあるライディングを届けることも目標だった。自分を超えるライダーが出てきて日本を底上げできたら嬉しいし、それを見てまた自分も強くなれたら。

次に向けては、コロナ禍で大会のなかった期間に、ライダー人生で一番と言えるほどやりがいのある新技を思い付いたので今は早く練習したい。

<大会リザルト>
https://www.uci.org/bmx-freestyle/results

情報・写真提供:JCF(日本自転車競技連盟)

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