4度目のオリンピックへ!山本幸平がMTB日本代表に内定 女子は今井美穂

Posted on: 2020.06.05

6月3日、日本自転車競技連盟は、2021年に開催延期となった東京オリンピック、マウンテンバイククロスカントリー競技の日本代表内定選手を発表した。

男子は2008年の北京オリンピックから4大会連続の出場を目指す山本幸平(Dream Seeker MTB Racing Team/北海道/34歳)。女子は、初出場となる今井美穂(CO2bicycle/群馬/33歳)。

内定選手は、JOCの承認をもって、正式に出場が決定することになる。

写真左 山本幸平/右 今井美穂 ©JCF

◯山本幸平選手コメント
東京オリンピック内定が決まった事、今までの競技人生の中でも一番嬉しい報告でした。まずは、ここまで応援と支援して頂いた多くの方々への感謝の想いを伝えたいと思います。本当にここまでサポートしてくれて、ありがとうございます。

そして、山本ファミリーや妻と娘のサポートが無ければ、Rioオリンピック後から競技者としてのメンタルを保つ事が出来なかったと思います。ありがとう。

感染症問題で1年延期となった事で、僕が、1年前から日本代表に内定された事に関して、とても素晴らしく、本番に向けて準備を確実に進められる期間を与えてくれた事に感謝致します。

そして、日本代表として皆の期待に応える為に、練習に励み、本番で最高の走りをします。それと同時に、残された期間で若手選手と切磋琢磨して皆で強い日本チームを作り上げ、今後のマウンテンバイクの発展に貢献して行きたい想いです。

<主な戦績>
2008 北京オリンピック 46位
2012 ロンドンオリンピック 27位
2016 リオデジャネイロオリンピック 21位
2019 全日本選手権 優勝(通算11回)
2019 UCI世界選手権 47位
2020 アジア選手権 優勝(通算10回)

◯今井美穂選手コメント
初めに新型コロナウイルス感染症の蔓延により、医療機関に大きな影響が及んでおりますが、最善を尽くして感染予防や診療などの業務に携わり、地域医療を支えてくださっている医療従事者の方々や、私たちの生活を支えてくださっている多くの皆様に、心より敬意を表します。

さて、2020東京オリンピックMTB−XCO代表選手として、正式に内定をいただきました。幼い頃から漠然と「オリンピック選手になりたい」という夢を描いてきましたが、自国開催でもある記念すべき「東京オリンピック」の代表選手に選出され、幼い頃からの夢を叶えることができたことを本当に 嬉しく思っております。

新型コロナウイルス感染症の影響により、開催が1年間延期という形になってしまいましたが、全世界においてコロナウイルス感染症が1日でも早く終息されることを願いながら、この延期された期間をプラスに捉え、自分自身のフィジカル面・スキル面を共に向上させることができるよう、ト レーニングを重ねていきたいと思います。

自国開催の東京オリンピック。たくさんの方に応援してもらいながら走れることを想像すると、今から胸が高まり、楽しみでいっぱいです。みなさんに最高の走りをお見せすることができるように1日1日を大切に、準備をしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

<主な戦績>
2017 シクロクロス全日本選手権 優勝
2018 シクロクロス全日本選手権 2位
2019 全日本MTB選手権 優勝(2連覇)
2019 アジア選手権 7位
2020 アジア選手権 5位

【補欠選手】
男子:平野 星矢(チーム・ブリヂストン・サイクリング/長野)
女子:川口 うらら(日本体育大学/FUKAYA RACING/兵庫)

【山本幸平 関連動画:2019全日本MTB選手権 男子エリート】

【今井美穂 関連動画:2017全日本シクロクロス選手権 女子エリート】

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