U23アジア選2連覇!チーム力で制した日本 山本大喜が金メダルを獲得

ミャンマーで開催中のアジア選手権ロードレース。2月11日U23男子が開催。昨年の優勝チームとして4名でエントリーした日本チームは、積極的に攻撃を仕掛け終始レースを支配。残り4キロで飛び出した山本大喜(鹿屋体育大学)がイランとのマッチスプリントを制し金メダルを獲得。好アシストが光った石上優大(EQADS)は4位でフィニッシュした。

レース序盤からアタック合戦が始まり、30分ほど経過したところで5名の逃げグループが形成。日本チームもこれを容認しメイン集団内でレースを進めることに。

徐々に先頭とのタイム差が縮まる中、活性化したメイン集団内では草場啓吾(日本大学)・渡邉歩(EQADS)が強豪国のアタックをマークし続けレースの主導権を渡さない。  

残り50キロをきると集団のペースが上がり、残り30キロで逃げグループは吸収。集団は人数を減らしながらレースは最終局面へ。

残り20キロ付近で仕掛け集団の人数を絞った石上と山本。牽制状態が続いた中、残り4キロ、山本大喜がアタックし、それに反応したイランの選手とともにリードを築いていく。後続の集団では石上がライバルチームを徹底マーク。最後は山本がスプリントで競り勝ち、勝利を手にした。昨年に続きアジア選のタイトルを獲得したU23。チームワークが手にした金メダルだった。

なお、同日行われたエリート女子は集団スプリントとなり吉川美穂(Live GARDEN BICI STELLE)の4位が最上位。U23女子は中井彩子(鹿屋体育大学)の6位という結果となっている。

【2018アジア選手権ロード U23男子(156km)結果】
優勝 山本 大喜(日本)3h34’05”(43.72km/h)
2位 GANJKHANLOU Mohammad(イラン)〃
3位 SAINBAYAR Jambaljamts(モンゴル)3h34’08” +3”
4位 石上 優大(日本)3h34’13” +8”
10位 草場 啓吾(日本)3h34’44” +39”
14位 渡邉 歩(日本)〃

【2018アジア選手権ロード エリート女子(106km)結果】
優勝 NGUYEN Thi That(ベトナム)3h11’59”(33.13km/h)
2位 HUANG Ting Ying(台湾)〃
3位 CHANG Yao(台湾)〃
4位 吉川 美穂(日本)〃
10位 唐見 実世子(日本)〃
21位 樫木 祥子(日本)3h12’07” +8”
22位 福田 咲絵(日本)〃

【2018アジア選手権ロード U23女子(70km)結果】
優勝 LIU Zixin(中国)1h59’45”(35.07km/h)
2位 SUN Jiajun(中国)1h59’50” +5”
3位 NGUYEN Mai Thi Thu(ベトナム)1h59’56” +11”
6位 中井 彩子(日本)2h02’25” +2’40”
8位 下山 美寿々(日本)2h03’22” +3’37”
12位 菅原 朱音(日本)2h09’49” +10’04”

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