2017トラック世界選初日 チームスプリントは世界一の壁を超えられず7位、上野はスクラッチ21位

Posted on: 2017.04.13

香港で行われているトラック世界選手権は12日、大会初日を迎え、日本は、長迫吉拓、新田祐大、渡邉一成で挑んだ男子チームスプリントは7位。女子スクラッチに出場した上野みなみは21位。女子団体追い抜きは、4分34秒362で日本新記録を更新したものの11位で予選通過はならなかった。

第1走にBMXレーサー長迫吉拓が抜擢され、第2走に新田祐大、第3走に渡邉一成と新たな布陣で挑むことになった男子チームスプリント。日本記録更新を目標に挑んだ予選だったが、第1走の長迫がスタートで僅かにタイミングを外し、発走機にひっかかりタイムロス。それでもすぐに立て直して後続につなぎ、44秒363でフィニッシュした日本チームは、予選通過ボーダーラインギリギリの8位で1回戦に望みをつないだ。

その結果、1回戦の日本チームの対戦相手は予選1位、昨年の世界王者ニュージーランド。予選で43秒267を叩き出した世界最強チーム相手に勝利しなければメダル決定戦に進めない厳しい組合せとなった。

迎えた1回戦。大きなミスこそなかった日本チームは、44秒158で予選タイムを上回る。しかし、対戦相手のニュージーランドも同じく予選を上回り、43秒183でフィニッシュし、日本チームは1回戦敗退となった。全チームのタイムが出揃った結果、日本チームの最終順位は7位で今大会を終えた。

13日、大会2日目は男子ケイリンが行われ、日本からは脇本雄太、河端朋之、新田祐大の3選手が出場する。

【男子チームスプリント】
優勝 ニュージーランド
2位 オランダ
7位 日本(長迫吉拓/新田祐大/渡邉一成)

【女子スクラッチ】
優勝 BARBIERI Rachele (イタリア)
2位 BARKER Elinor(イギリス)
3位 D’HOORE Jolien (ベルギー)
21位 上野みなみ

NEW ENTRY