ブエルタ第5ステージ 新城はゴールスプリントに絡めず33位でフィニッシュ

Posted on: 2016.08.25

スペインで開催されているブエルタ・ア・エスパーニャは24日、激しい雨に見舞われる中、第5ステージが行われ、ランプレ・メリダの新城幸也は、ゴールスプリントを任せれていたものの、ゴール直前で落車が発生し足止め。勝負に絡めず33位でフィニッシュした。


雨に備え、いち早くレインウエアーを着こむ新城 (Photo Miwa IIJIMA)

熱海のような地形の海沿いの街、ビベイロをスタートする第5ステージは、スタート前から雨が降り出し前半は土砂降りに見舞われる中、2選手の逃げが形成する。

この日、最後のスプリントを任されていた新城は、途中集団の中でもチームメイトを牽引する場面が見られた。その後、2人の逃げから一人脱落し、しばらくは1人での逃げが続くが、残り15kmで吸収され、集団は再び一つに。

ゴールの街は城壁に囲まれた街、ルーゴ。ゴールまで残り3kmをきってから、市街地までの緩やかな登りを利用してロングスパートをかける選手たちのアタック合戦が始まる。

新城は集団の前方に残るが、ゴール直前の落車で足止めを余儀なくされた。ゴールは落車を回避した10人ほどの集団でのゴールスプリントとなり、落車でストップした新城は1分2秒遅れの33位でゴールした。
 

チームのエース、ルイス・メンティスと一緒にゴールしてくる新城 (Photo Miwa IIJIMA)

新城はレース後「目の前で落車が起こってストップしてしまった。巻き込まれなかったのが幸いだが、自分好みのゴールレイアウトだったので勝負したかった。

チームからもスプリントを任されていたが…。うまくいかなかった。中盤までは雨が降って、体感気温は15度ぐらいだったかな?肌寒く感じた。

明日も同じ様な天気予なので 逃げ切るか、50〜60人のスプリントになるか、どちらにしてもきついレースになると思うので、しっかり頑張ります」と語った。

第6ステージは後半にかけて2級山岳からのアップダウンが続く起伏の激しい163.2kmとなっている。

第6ステージコースプロフィール

ブエルタ・ア・エスパーニャ大会公式HP

(記事・写真:Miwa IIJIMA)

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