ロードレース国内頂上決戦、全日本選手権が24日に伊豆大島で開幕!!

Posted on: 2016.06.23

明日24日から3日間、伊豆大島を舞台に全日本選手権ロードが開催される。今年の日本一を決める、年に一度の大一番。果たして、今年はどんなドラマが待っているのか。誰が栄光を勝ち取るのか。注目の戦いが明日から始まる!

■日本一決定の舞台は、アジア選手権で使用したコース
コースは、今年1月に行われたアジア選手権と同様のものとなり、伊豆大島に設定された、全長11.9kmのコースが決戦の舞台となる。前半1.5kmあまりは上りが続き、その後大島空港までの下り区間を抜けると海岸線沿いの道路へと続く。海風による集団の分裂、ブラインドコーナーでのアタックなども考えられる難所だ。そして最後は大島町に入ってゆき、ゴール手前1km程から緩やかの上りとなってフィニッシュを迎える。

アジア選手権では実力者が決定的な飛び出しで勝負を決めることが多く、一方で少人数のスプリント勝負となった場合は残り250mくらいまで牽制状態が続いた後、スプリント勝負となった。登りが得意で、且つ積極的にレースを作れる実力者が勝利の栄冠を掴む事になるだろう。

【Movie:伊豆大島が舞台となったアジア選手権の大会ダイジェスト】

ー■今年の日本一の称号は誰の手に!?

<五輪代表を懸け女子トップレーサーが激突。注目は萩原VS與那嶺>
ここ数年チャンピオンを分け合っている萩原麻由子(Wiggle High5)と與那嶺恵理(Hagens Berman Supermint Pro Cycling Team)はオリンピックの代表をかけてお互いを意識しながらの走りとなる。

そこに割って入るのはジュニア時代に数々の国内外のタイトルを獲得してきた梶原悠未(筑波大学)。今大会では「2人を追い越す」と意気込んでいる。その他にも、トラック世界選手権でポイントレース2位に輝いた実績をもつ上野みなみ(CIEL BLEU KANOYA)や、ベテラン西加南子(LUMINARIA)、金子広美(イナーメ信濃山形)、学連のタイトルをいくつも獲得している合田祐美子(BH ASTIFO)、競技歴1年満たない福田咲絵(慶應義塾大学)などの積極的な走りにも期待が集まる。

<トップレーサー集結!エリート男子は混戦必至>
新城・別府の参戦はなく混戦が予想されるエリート男子。登坂区間・横風区間での集団の分裂が考えられるため、個人タイトルとは言え、チーム力が勝敗の鍵を握ることとなる。

宇都宮ブリッツェンの増田成幸、ブリヂストンアンカーの内間康平、西園良太、愛三工業レーシングの早川朋宏、中根英登あたりが有利となるか。またジロ完走を果たした山本元喜。ディフェンディングチャンピオンチームであるチームukyo畑中。過去全日本チャンピオン土井・佐野もコンディションをあげ活躍が期待される。

【大会スケジュール】
24日 個人タイムトライアル
25日 個人ロードレース(U23/女子エリート)
26日 個人ロードレース(男子エリート)

【放送予定】
◯現地インターネット中継
JCFのYouTubeチャンネルにて、エリート男子のレースの模様を現地から中継予定
https://www.youtube.com/channel/UCVsb6vACyK4HSogFNbcWGEw
◯Jスポーツでハイライト番組放送
初回放送は7月2日(土曜)17時〜
http://www.jsports.co.jp/program_guide/60588.html

【大会公式ホームページ】
http://nationalchampionships-road.com/

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