日本人初メイク!BMXライダー高木聖雄のダブルバックフリップへの挑戦

12月19日、東京都お台場にある東京臨海副都心イベントスペースで行われたエクストリームパフォーマンスショー「キメラゲームス」内で、BMXフリースタイル種目「BMX PARK」の第一人者、高木聖雄が日本人で初めてダブルバックフリップ(後方2回展宙返り)を成功させた。

高木聖雄が、国内で誰も成功させたことのない大技「ダブルバックフリップ」を、この日に挑戦することを発表したのはおよそ1ヶ月前のこと。11月初旬から、クラウドファンディングで「レジーランプ」というクッション付き練習施設の建設プロジェクトをはじめ、その一環で今回の挑戦に至った。

「BMX PARK」で技の習得を目指す上で大きな壁は、怪我のリスクだ。そのリスクを減らし、いかに効果的な練習をこなすかが世界への近道となる。そして、その近道となるのがレジーランプの存在だ。

しかし、日本にはレジーランプの練習施設は殆ど無く、これまで新しい技を習得するために海外に遠征にいくことが日本人ライダーの常識だった。

そのような環境の中で、世界一を夢見て挑戦を続ける高木は、国内にレジーランンプを建設することを決意しクラウドファンディングを立ち上げた。

そして、その本気度を支援者に示し、理解を深めてもらうために、このダブルバックフリップ挑戦を決意し、懸命に練習を重ね、12月19日、日本BMX界に歴史を刻むことに成功した。

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