ツール・ド・フランスなどヨーロッパのトップレースで活躍していた新城幸也が、2016年シーズンイタリア国籍のUCIワールドツアーチーム、ランプレ・メリダへ移籍する事が発表された。

新城は2009年、当時のブイグテレコムに加入。2012年にメインスポンサーの変更により現在のチームヨーロッパカーとなってからも、ゼネラルマネージャー、ジョンルネ・ベルノドー氏が率いますSAヴァンデシクリズム社を母体とするチームの一員として、7年の間所属していた。

以下、新城のコメント
「伝統あるチームの一員として、素晴らしいライダーたちとチームメイトなります。それは大きな喜びです。アジアや日本のライダーにも大きなチャンスと可能性があることを実証します。この歴史あるチームで多くのことを学び、それを伝えていきます。

これまで私を支えてくださったチームやスポンサーに感謝します。これは自分にとって大きなステップアップです。そして未来は希望に満ちています!!ランプレ・メリダとともに」

ランプレ・メリダゼネラルマネージャー、ブレント・コーポランド氏コメント
「ランプレ-メリダはアジアンサイクリングのアイコンとして契約しました。日本ではサイクリングはとても人気が高く、彼は日本サイクリングの歴史で、もっとも重要なアスリートの一人です。新城はアジアンサイクリングのレベルを引き上げます。重要な結果や豊富な経験も得ています。それが彼がヨーロッパで高く評価され、日本で愛されている理由です。

また、MERIDAのおがげで私達は幸也が2016シーズンにランプレ-メリダでレースをする契約を締結することに成功しました。彼の経験とスキルによってリッチモンドでの世界選手権では17位という成績も得ています。

彼はブルー・フクシャ・グリーングループにとって秀逸な新加入選手になると確信しています。チームは常に日本ファンに温かいサポートを受けており日本のレースに参加し9度の勝利など良い伝統もあります。私達は2016シーズンに初めての日本人サイクリストを迎えることができ幸せです」

（記事・写真：Miwa IIJIMA）