クネゴ、山本元喜が出場!NIPPOがジャパンカップメンバーを発表

Posted on: 2015.10.13

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・デローザは、10月18日(日)に宇都宮森林公園で開催されるアジア最大のワンディレース「ジャパンカップ サイクルロードレース(UCI1.HC)」の出場メンバーを発表した。

チームのエースを務めるのは、過去2回(2005年、2008年)の優勝経験があり、今年も貪欲に勝利を狙うチームキャプテンのダミアーノ・クネゴ。ジロ・デ・イタリアでの鎖骨骨折により、シーズン中盤はレースに出場できなかったものの、ケガからの回復は順調で、現在その影響はない。さらにジャパンカップに向けて、調子を上げてきているため、相性の良いレースでの結果に期待が高まる。

日本人選手は、山本元喜が出場。過去のジャパンカップでは、逃げに乗って山岳賞を獲得するなどの活躍をし、今季はシーズン終盤にかけて調子を上げている。9月のツール・ド・北海道ではチームの総合優勝に貢献し、その後、イタリアに戻り、UCIワールドツアーの「イル・ロンバルディア」など、トップレースを転戦し、コンディションをキープしている。

また、本戦前日の17日(土曜日)に宇都宮市内で開催される「ジャパンカップクリテリウム」にも、同じメンバーで出走する。

●ジャパンカップ サイクルロードレース 出場メンバー
ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
山本 元喜
ピエールパオロ・デネグリ(イタリア)
ジャコーモ・ベルラート(イタリア)
アントニオ・ニーバリ(イタリア)
監督:大門 宏

大門宏監督のコメント
「クネゴをエースとして挑むことは春先から決まっていたが、10月は中国の3連戦(ツアー・オブ・チャイナ1&2、ツアー・オブ・ハイナン)もスポンサーのためには非常に重要な大会であることに加え、悪天候に見舞われたロンバルディアでは、ジャパンカップでアシストの要と考えていたビソルティがクラッシュし、来日キャンセルをよぎなくされるなど、アシスト体制を固めるのには最後の最後まで苦労した。

ビソルティの代わりはプロ1年目としては上出来のシーズンを送ったベルラートが務めることになるが、デネグリも最後の勝負所まで残れればクネゴのアシストとして良い切り札となれるだろう。

日本人選手は山本で臨むが、これまでで一番強い彼の姿が見られると確信している。若いニーバリも上りを得意としている選手。もしかもしたら周りを唸らせるサプライズが見られるかもしれない。

コースが変更になり距離は短くなったが、登り区間は増し、休める距離も短くなったのでレースはこれまで以上に厳しい展開になると思う。

スポンサーからの期待以上に『最高の形でシーズンを締めくくりたい』と願ってるのはクネゴ自身。彼のロンバルディアでの素晴らしい走りを見るかぎり、好調が維持できていれば、必ず勝機も巡ってくるだろう」

●ジャパンカップサイクルロードレース 公式サイト
http://www.japancup.gr.jp

18日の宇都宮森林公園では、チームのメーンスポンサーでありますNIPPO、ヴィーニファンティー二(ファルネーゼヴィーニ)が共同でブース出展を行い、当日はチームグッズのプレゼントや選手たちのサイン会等も予定している。また同ブースエリアには、デローザやIRCタイヤなど、他にも多くのチームスポンサーが出展する。

さらに、会場のVIPエリアでは、「ヴィーニファンティーニ」ブランドをはじめとしたフェルネーゼヴィーニ社のワインの試飲ができ、レース後の表彰台では、ヴィーニファンティーニのスプマンテ(発泡ワイン)を使ってのシャンパンファイトも予定されている。

(記事・写真提供:NIPPO・ヴィーニファンティーニ・デローザ)

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