新城幸也、トレーニング再開するも全日本には出場せず「ツール出場のチャンスを掴む」

Posted on: 2015.05.25

4月27日のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで左肩甲骨の陥没骨折、肋骨骨折のけがを負った新城幸也は、現在レース復帰に向けてトレーニングを開始している。

怪我から10日後には室内でのローラートレーニングを始め、現在は外を2時間から3時間ほど走れるまでに回復している。しかし、すぐにレースに出場できる状態ではなく、レース復帰に向け、徐々に強度を上げている状態である。

6月にはフランスのステージレース、マイエンヌ(6/4-7 UCI2.1)、そして、ルート・ドゥ・スッド(6/18-21 UCI2.1)に出場を予定している。
 
また、期待されていた全日本選手権への出場については、今回は万全の体調で臨むことが出来ないと判断し、出場辞退を決めた。これから、ツール・ド・フランスの出場に向けて怪我の回復をアピールしなければいけない時期ということもあり、今後のヨーロッパのレースに、より多く出場し、成績を出すための選択となった。

以下、新城のコメント「いつも応援してくださっている日本のファンの皆様、ごめんなさい。今年は日本チャンピオンジャージ奪還に帰国するつもりでいたのですが、怪我もあり、万全と言える状態で全日本選手権に臨むことが難しいと判断し、出場しないという選択をしました。

ツール・ド・フランスに出場するためには、チームから与えられるこれからのレースで失敗は許されず、ギリギリまでこちらでレースに出場し続け、ツール出場のチャンスを掴むことになりそうです。そのために、最善を尽くしますので、これからも応援してください。」


恐る恐る室内トレーニングを始めたころの新城(Photo Miwa IIJIMA)

(記事:TeamEuropcar  Miwa IIJIMA)

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