ティレーノ・アドリアティコ第4ステージ 新城幸也は65位「コンディションは上がってきている」

Posted on: 2015.03.15

3月14日に行われたティレーノ・アドリアティコ第4ステージは、今大会最長の山岳ステージで、アシストに徹した新城幸也は、65位でフィニッシュ。ステージはワウテル・ポエルス(オランダ・チームスカイ)が制した。


最後の周回に入る新城 (Photo Miwa IIJIMA)

レース序盤にオリカグリーンエッジの2名の選手が逃げる展開で、今大会最長距離、226kmのレースがスタートした。集団は逃げを容認し、のんびりとしたムードでレースが進む。

ゴール前の上り基調の周回に入る手前で、200km以上逃げた2選手が吸収されると、上りを得意とするジュリアン・アレドンド(トレックファクトリー)やミカエル・スカルポーニ(アスタナ)を含む4選手が先行する。

しかし、この逃げも最終周に入り吸収され、そのカウンターアタックで飛び出したチームスカイのワウテル・ポエルスが約6kmを独走し、区間
優勝を飾った。

チームヨーロッパカーのエース、ピエール・ローランは29位。アシストにまわった新城は65位で第4ステージを終えた。


ゴールまで300mの登り。カメラを見つけ笑みを浮かべる新城 (Photo Miwa IIJIMA)

新城は今日のレースを振り返り「5人以上の逃げが出来そうだったら、自分がその逃げに入るはずだったが、2人なので、容認。とにかくピエールを登りまで守る役目だったが、周回に入って、登りの途中で自分もピエールから遅れてしまった。今日はピエール自身もあまり調子が良くなかったようだ。

明日は残り80kmからが勝負。それまでは我慢かな。コンディションが上がってきているので、逃げに乗れたらいいのだが、、、。」と語った。
 
第5ステージは1000m級の山岳が3つ登場し、総合優勝争いを左右するステージとなる。ラスト16kmは最大勾配12%、平均勾配7.3%。標高1675mまで駆け上がる山頂ゴールの195kmとなる。


第5ステージコースプロフィール

◆ティレーノ・アドリアティコ公式ページ

(記事:TeamEuropcar  Miwa IIJIMA)

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