栗瀬裕太の一押しDirt Bike Movie!特大ジャンプで驚愕トリック連発「Hillside Dirtjam2014」

Posted on: 2014.12.06

栗瀬裕太が影響を受けた世界のDirt Bike Movieを紹介していくコラム!今回ご紹介するムービーは「Milwaukee Hillside Dirtjam 2014」です!

数年前にスタートしたこの「Hillside Dirt Jam」はオーストラリアを代表するBMXダートライダーの1人であるCam White(mongoose)が、所有するダートジャンプラインを使用して毎年開催されているイベントで、なんと言っても最大の観どころは使用されているジャンプのサイズになります。

このラインは傾斜地を利用して造られている事もあり、スピード・エアーの高さ・飛距離が半端無いレベルになっており、真っ直ぐ飛ぶだけでもヒヤヒヤ物レベルの巨大セクションが造られています。

当然クラッシュのリスクも通常よりも高く、ムービー冒頭や合間にはかなりハードクラッシュシーンも入っています。それでも、世界から集結したトップライダー達は怯むどころか、そのスピードや滞空時間を利用して皆高難易度のスーパートリックを次々にメイク!?クレイジーで技術の高さをフルに魅せています。

僕はこのコーナーでもお馴染みのHukerが「超ロング360°」をフリップ前にメイクするシーン(0:20)に度肝を抜かれました。あのスピードであんな飛距離失敗したらどうするんだろう!?

そして、ANDY BUCKWORTHとJAIE TOOHEYの2人はこのサイズで「ダブルフリップ」をメイク!!さらに、オーストラリア若手注目株のJAIE TOOHEYは、FMXから生まれたスーパートリック「ツナミフリップ」にこのサイズで挑戦し、見事メイク!!(1:44)

このトリックは今年MTBでもドイツのニュルンベルクで開催されたフリースタイルコンテスト「Red Bull District Ride 2014」でSzymon Godziekがメイクし話題となりましたが、JAIEはそれよりも前に、しかもバイクを戻す為の「フリップバー」無しのBMXでメイクしています!凄過ぎです!!

そんな彼のスーパーライディングが日本でも2015年2月に大阪と3月に東京で開催される今世界中で注目されているエクストリーム・スタントショー「ナイトロ・サーカス」で観る事が出来ます!!もちろん僕は観に行きます!!

話は戻って、今年の「Milwaukee Hillside Dirtjam」は「左回りのロング360°」から「右回りの720°」というとんでもないルーティーンをメイクしたHukerが優勝!!(2:30)

っと、まぁ注目ライダーだらけのこのムービーですが、しかし個人的にハートを鷲掴みにされたのは彼達以上にインパクトの強かったCHRIS HARTIの「特大モトウィップ(0:58&2:13)」でした。

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YBP PROJECT YBP PROJECT/YBP PROJECT(ワイ・ビー・ピー プロジェクト)とは、山梨県の八ヶ岳山麓に造られた国内初となるBMXレースの世界基準コースを備える「YBP(Yuta's Bike Park/通称:八ヶ岳バイシクルパーク)」を拠点に、BMXレースやMTB、フリースタイル競技から五輪メダリストや世界大会で活躍する選手の輩出を目指すプロジェクト。プロジェクトの代表は、初代4X全日本チャンピオンで、BMXレースやMTB、ダートジャンプの現役ライダーである栗瀬裕太(くりせゆうた)が務める。 YBP PROJECT TEAM

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