佐野淳哉、悲願の全日本ロード制覇!200Kmに及ぶ渾身の逃走劇!

6月29日、岩手県八幡平市で行なわれた2014全日本ロードレース。大会のクライマックスを飾った男子エリートは、約220Kmに及ぶ激戦を佐野淳哉(那須ブラーゼン)が制し、悲願の日本一の座を手にした。

レースは序盤の2周目で11人の強力な逃げグループが形成され、メイングループとの差を2〜4分程度に保ちレースは進めていく。

メイングループでは優勝候補の筆頭、別府史之(TREK FACTORY RACING)が中心となって、逃げグループとの差を詰めようとするものの、他チームとの協調が得られず、その差はなかなか縮まらない。

残り2周で逃げ切りの可能性を信じ飛び出したのは、佐野淳哉、井上和郎(BRIDGESTONE ANCHOR)、山本元喜(VINI FANTINI-NIPPO)の3名。その後も、後方からの追撃を許さず、3名での力勝負となった日本一争奪戦は、自力に勝った佐野淳哉が制し、全日本選手権初制覇を成し遂げた。

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